「普通」の美しさと難しさ ~秋津の家~ |
(家づくりもはじまっており、本当におこがましいのですが…
相羽建設さん、今回も参加させていただき、ありがとうございます!)
どの部分も、切り取ると絵になるような美しさ…。
アタシの備忘録として、少しだけアップさせていただきます。
伊礼先生や東京町家さんの住宅では、よくお見かけする吉村障子ですが、
その他部分の建具(ラワン)と合わせた枠木と着色塗装で少しワイルドな雰囲気。
しかし、この障子と椅子…。絵になりますね~。
とかくエアコンの存在は嫌われがちですが、本当にさりげなく…
階段を支える間の壁がとてもとても薄い…。でも強度的にはまったく問題ないとの事。
そして、この壁は面取りされて階段手すりとしても使われる優秀さ。
壁が薄い分、階段スペースが抑えられる…
狭小住宅でもこのアイディアは生かせそうですね!
すべてオーダーメイドの特注建具との事。
その窓を開け放つと…
東西に窓があり、とても心地良い風が吹き抜けています。
このお宅の住まい手さんは、毎日この景色から1日がスタートするのですね~。いいな~。
この風景を見ながらこのお宅で育ったら、お子様たちも、まっすぐに成長されそうですよね!
そして、先ほどの階段の途中にある浴室を拝見。
広い脱衣場。そして…
(どうやら、アタシはガラリフェチ!?)
相羽建設さんの営業さんが
「このタイルはシートなしのもので、施工がとても難しいタイプ。
職人さんの意地と心意気が現れている部分なんです!」
と、嬉しそうにちょっぴり自慢そうにおっしゃっていたのが印象的でした。
1枚1枚を手で割り付け直しされたのですって!本当に美しかったです。
設備機器などはいたって簡素でシンプル。
けれども、どの部分もとても洗練されています。
本当に一見「普通」なのですが、その「普通」を美しく表現できるのは、作者の手腕ですね!
今日は、見学させていただいて本当に良かった…。
心が豊かになりました。
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帰り道…
しかも2重でしたね!
明日はなんだか良い日になるかも!と、ちょっぴり得した気分になりました。